ライバル同士で切磋琢磨していく。カーリングの日本選手権最終日(14日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子決勝が行われ、SC軽井沢クラブが北海道銀行を7―6で下して2年ぶり2度目の優勝。最終第10エンド(E)に3点を奪い、勝利をつかみ取った。
スキップ・上野美優がハウス内に最終投を寄せると、歓喜の輪が出来上がった。前回大会は1次リーグ敗退。どん底を経験しながらも、再び頂点の景色を味わった。上野美は「最後まで我慢するしかないと言い聞かせていた。逆に焦らず最後までやれば、まだチャンスはあるかもしれないと思った。あきらめずにアイスを読んで、ショットを決めることを考え続けられたのは良かった」と笑みを浮かべた。
SC軽井沢クラブと北海道銀行は、ともに出場4選手の平均年齢が20代前半。前々回大会も決勝で相まみえるなど、今後も多くの対戦が予想される。「北海道銀行さんのみなさんのプレーやフィジカルだったり、いろいろな面のすばらしさを試合をするたびに感じている。でも、私たちもそれに負けないように必死に毎日練習しているので、お互いを高め合えるいいライバルだなと思う」とたたえ合った。
今大会の結果を受け、2030年フランス・アルプス五輪日本代表候補決定戦の出場権を獲得。ミラノ・コルティナ五輪日本代表候補決定戦では、敗れて涙をのんだ。「やっぱりリベンジを果たすのは、代表決定戦でしかない。出たことのない五輪の舞台に立ちたい思いもより強くなった。そういう意味では、この年に切符をつかめたことはすごく大きいなと思う。まだまだ足りないところもいっぱいあるので、そういった意味では本当に長いスパンで強化したい」と力を込めた。
4年後を見据える上でも大きな1勝となった。












