フェンシングの世界選手権第男子エペ個人戦銅メダルの山田優(SAGAスポーツピラミッド)は、2年後のロサンゼルス五輪に向けて一定の手応えをつかんだようだ。

 今大会の個人戦は準決勝でイタリア選手に13―15で敗れたが、2大会連続の表彰台を勝ち取った。30日には帰国し、都内で取材に対応。「2年間連続で(メダルを)取れたのは1つ自信につながった。ここで取れるということは五輪の個人戦でも十分に狙える位置にいるんだなと。今年で終わらず来年も取り、そのあと五輪でも取って強さを証明できたらなと思う」と力強く語った。

 ただ、2連覇を狙った団体戦は初戦の2回戦で英国に44―45で敗れた。「過去にない最悪の結果に終わってしまった。4人みんなで喜びたかった、チームみんなで喜びたかったなというところが僕の中でずっと心に残っている」と悔しさをにじませつつ、9月開幕のアジア大会を見据える上で「今変えなきゃいけない部分であったり、課題としっかり向き合って、アジア大会までに修正していきたい」とリベンジを誓った。

 アジア大会は山田の故郷・三重の隣県である愛知で開催される。「僕が引っ張っていかなきゃいけない立場になった。前回のアジア大会では(団体戦で)金メダルを取ることができたので、3連覇をして日本の強さを証明したい」と意気込んだ。