抜群のコンビネーションだ。バレーボール男子のネーションズリーグ(VNL)決勝ラウンド(29日、中国)、初戦の準々決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は開催国の中国に3―1で勝利を収め、準決勝進出を決めた。
主将・石川祐希(ジラート)がレシーブに苦しみ、第2セットの途中で富田将馬(大阪B)と交代。日本にとって嫌な流れとなるも、冨田が攻守で躍動して流れを引き寄せる。第2セットを25―23で制して同点に追いつくと、第3、4セットも連取。石川とともに攻撃の軸として君臨する高橋藍(ルブリン)はチーム最多の21得点を挙げ「難しいゲームになることは想定はしていた。まずはしっかり勝っていくことが重要」とうなずいた。
今大会は正セッターに深津英臣(名古屋)が君臨。チーム最年長36歳の司令塔との相性について、高橋は「トスの質としてはスピード感があるので、完全にブロックが2枚そろわない状態で打ち切っていける」と手応えを口にする。この日も第4セットの20―20の場面で、深津のトスに対して相手ブロックがそろう前に強烈なスパイクを放つなど、試合を重ねるごとに精度に磨きがかかっている。
28日には「令和8年熊本地震」が発生し、宇城市と氷川町で最大震度7を観測した。未曾有(みぞう)の災害で日本中に悲しみが広がる中、高橋は「少しでも自分たちがみなさんの力になれるように」と決意表明。2大会ぶりのメダルを日本に持ち帰り、明るい話題を届けてみせる。












