バレーボール男子日本代表の高橋藍(25=ルブリン)が15日、都内で行われた「サントリースポーツ 新プロジェクト発表会」に登壇し、五輪出場を決めた夜の秘話を語った。

 運動後の心地よさや満足感を、ドリンクを飲む時間とともに記憶に刻むための新プロジェクト「乾杯までがスポーツだ!」のお披露目にちなんで、高橋はアジア選手権決勝(13日、福岡)直後の様子に言及。「やっぱり2028年ロサンゼルス五輪の切符を獲得したので、優勝した後はみんなでホテルで乾杯したし、喜びを乾杯とともに分かち合えた」と笑顔を浮かべた。

 また、何で乾杯したかを問われると「もちろんソフトドリンクの人もいたし、飲める選手はまずビールで」と回答。続けて「今の代表は本当に全選手仲が良いので、楽しくしていた。今季の代表シーズンの良い締めくくりができたんじゃないかなと思う」と充実感をにじませた。

 一方、その席では早くも次を見据えた反省会がスタート。「五輪予選の難しさを知る選手がかなり多かったので、その中でこれだけ良い勝ち方ができたのは何が良かったのかなとか、まだ何ができなかったとか、振り返りをすることが内容的には一番多かった」と振り返った。

 さらに、主将の石川祐希(ジラート)とは熱く意見を交わしたといい「『思った以上に(イランの)ブロックが高かった、アグレッシブだった』という話や、『スタートで相手に主導権を握られた段階から逆転できて、自分たちがやっぱり力がある』とか、いろいろ話した。細かいところまで反省した」と明かした。

 2年後の大舞台に向けて「意外と時間がない」と口にした若きエースは、どんな瞬間も無駄にせず成長につなげていく。