F1レッドブルの角田裕毅(25)が、マックス・フェルスタッペン(28)の〝最高の相棒〟であることを証明した。

 カタール・グランプリ(GP)スプリントが29日(日本時間30日)に開催され、角田がスプリントレースで自己最高となる5位入賞の躍進を果たした。

 まさに最高のパフォーマンスだった。同僚のフェルスタッペンを公式予選で初めて上回る5番手につけた角田。この日のスプリントでは、スタートで上位陣の誰よりも速いロケットスタートを決めると、すぐ前にいたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をいきなり捕らえ、4位に浮上。最初のコーナーでは、現在ドライバーズタイトル首位のランド・ノリス(マクラーレン)まで追い詰めるほど最高のスタートを見せた。

 さらにその直後に見せた動きがすごかった。ドライバーズタイトルを争うフェルスタッペンが直後にいたため、コーナリングを利用してスムーズに前に行かせて、なおかつ後続は抜かせずブロックするという〝神技〟を披露。個人として最大限のパフォーマンスを発揮しつつ、チームプレーも絶妙な形で成功させる超絶プレーで、短距離決戦で最高の結果を得た。

 そしてスプリントのレース後には、角田とフェルスタッペンによる〝感動シーン〟が脚光を浴びている。レッドブルが公式X(旧ツイッター)で「今シーズン最高の結果となった角田裕毅」というコメントとともに、動画を投稿。そこでは、サーキット横で引き揚げる角田のもとに背後からフェルスタッペンが近寄り、まずグータッチ、そして背中に手をかけながら角田に声をかけてたたえる様子が映し出されていた。

 2人が最高のコンビであることを象徴するようなシーンにファンも熱狂。この投稿に対して「グレートチームワークだ!」「最高のチームだ!!」と称賛の声が続出。さらに、角田の去就問題が最終局面を迎えている状況も踏まえて「ユウキは契約に値する」「どうか彼を26年に留めておいてください。お願いします」「チームはついに、探し求めていた正しい方向へと歩み始めた。マックスとユウキのコンビは、間違いなく強力で類まれなコンビになるだろう。チームが真にトップに返り咲きたいのであれば、このコンビは来季以降も継続しなければならない」と角田の残留を熱望する声が沸騰している。

 土壇場で角田が見せたスーパープレーは、残留へのアピールとなるのか。