卓球の世界選手権団体戦(英ロンドン)で苦戦を強いられている男子中国代表に対し、ドイツ紙「ビルト」が厳しい見解を示している。

 3日まで行われたリーグ戦は中国にとって、シード権を争う一戦。負けても次があるが、1勝2敗でグループIの3位通過となった。しかし、中国は2001年大会から11連覇中の絶対王者。まさかの苦戦に欧州メディアも反応している。

「ビルト」は「中国の強固な連勝記録に突然亀裂が入った。世界選手権で衝撃的な出来事が起こった。中国が26年ぶりに世界選手権で敗北を喫したのだ。ほぼ破られることのないと思われていた連勝記録が途絶えた。さらに悪いことに、立て続けに2敗を喫してしまった」と伝えた。

 中国はリーグ戦で韓国に1―3、スウェーデンに2―3で敗れた。「中国は卓球界において圧倒的な強さを誇る国である。数十年にわたり、中国は数々のタイトルを獲得し、卓球という競技を他に類を見ない形で発展させてきた。世界選手権での敗北は極めて稀である」と報じた。

 さらにドイツ卓球協会のスポーツディレクターを務めるリチャード・プラウス氏のコメントも紹介。「世界選手権連覇中の中国が失速したとは言いたくないが、少し脆弱になったように見える。中国も無敵ではない。彼らも資源を管理しなければならない。非常に若い世代を抱えているが、中国でも才能は簡単に手に入るものではない」との見解を語った。

 4日からは決勝トーナメントが始まるものの、中国の戦いには欧州も注目しているようだ。