F1レッドブルの角田裕毅(25)の来季移籍先として、ハースのリザーブが急浮上してきた。

 角田はカタール・グランプリ(GP、決勝30日=日本時間12月1日)後に来季の去就が発表される予定となっている。レッドブルのシートは、姉妹チーム・レーシングブルズのアイザック・ハジャールが猛アピールを続けており、昇格が濃厚。角田は実質的に、レーシングブルズに降格した上でグループに残れるかが焦点となっている。しかし、リアム・ローソンも好成績を収め、F2の〝神童〟アービッド・リンドブラッドも首脳陣の評価が高いことから、レッドブルグループ退団の可能性が高まっている。

 北米のインディカーや日本のスーパーフォーミュラなど他カテゴリーへの移籍も取りざたされる中、欧米のモータースポーツを扱う国際メディア「クラッシュ」は最新動向から有力な選択肢を報じた。

「角田はアストンマーティンかハースのどちらかでリザーブドライバーの役割を担わざるを得なくなるかもしれない」と指摘。来季からホンダとタッグを組むアストンマーティン移籍はかねて有力視されており、来季の正ドライバーはすでにフェルナンド・アロンソとランス・ストロールで確定しているため、リザーブとして移籍する可能性が出ている。

 そして、同メディアはさらに「トヨタは主に主要スポンサーとして、ハースと技術提携を結んでいる」と強調。トヨタの支援を受けるハースが、日本人ドライバーの角田に将来の昇格も含めて来季はリザーブとして獲得することもあり得ると予測した。

ハースの代表を務める小松礼雄氏
ハースの代表を務める小松礼雄氏

 ハースは日本人の小松礼雄代表が率いており、かねて親交がある角田との関係も良好。角田が将来的にF1の正ドライバーとして復活するためには、最適の環境というわけだ。ファンからも待望論が沸き起こっており、SNS上では「もし角田くんがレギュラーから落とされたら、ハースのリザーブはどうだろう? 現行レギュレーションをフルで経験してる強みはあるし、ベアマンはハミルトン次第で早ければ2027年にフェラーリに行く可能性もあるし、オコンもいつまでできるかわからない。TGRよ、ホンダから引っこ抜いてくれないか」「もし仮に角田君がハース入りするなら、ホンダもトヨタも関係なくメーカーの壁を超えて日本代表として推していければいいなと思います」などと熱望する意見が出ている。

 角田のハースへの電撃移籍はあるのか。決着の時は近づいている。