日本最強ボディビルダーの横川尚隆(32)が臨む最高峰の舞台「ミスター・オリンピア」(24日開幕、米ラスベガス)で、ブラジル代表フェリペ・モラエスが3年ぶりの出場で戴冠を狙っている。

 横川は8月2日に開催された「ALLOUT Presents ZeniX Japan Pro(ジャパンプロ)」(千葉・市原市市民会館)ボディビル212ポンドクラスでプロ初戦に臨み、ド迫力の筋肉量を披露して世界基準の実力を発揮。見事に優勝を飾り、オリンピアへの出場権を獲得した。

 本番までいよいよ2週間を切って世界の猛者たちがすさまじい仕上がりを見せているが、急成長を遂げて注目されているのがモラエスだ。

 もともと実力者でありオリンピアの本選に出場経験があるが、2022年は8位、23年は10位と上位争いには食い込めなかった。するとその後、時間をかけて肉体改造を敢行。今大会に向けて別人級の〝巨大化〟を実現させたド迫力ボディーで、ハイレベルな争いとなった前哨戦の8月のタンパプロで2位に食い込み、驚異のパフォーマンスが拍手喝采を浴びた。

〝大変身〟を遂げたモラエスは今大会に向け、自身のインスタグラムで「砂漠のように乾いた状態でやってくる。いつもそんなふうに。どこで競技するかはさておき、今回は前回出場から3年ぶりに世界最大の舞台に再び立つことになる!」と決意表明。また、別の投稿では、トレーニング時の様子を示しながら「またもや繰り返し。またもや限界突破! こうやって次のレベルへと進むんだ」と〝求道者〟としての一面をのぞかせた。

 台風の目となりそうなモラエスを、横川は打ち破れるのか注目だ。