F1レーシングブルズから緊急出場している角田裕毅(26)に対して、ハースが電撃オファーしたと海外で報道が相次いでいる。

 角田はレッドブルのアイザック・ハジャールが手首の負傷で欠場となった影響で、8月末のオランダ・グランプリ(GP)から姉妹チームのレーシングブルズから出走。そこで11位と健闘すると、6日のイタリアGP決勝でも予選のマシントラブルによる17番手出遅れから大きくジャンプアップし、熱走で10位に食い込み今季初入賞を果たした。1ポイントもゲットし、欲しかった結果を見事に残してみせた。

 F1ドライバーの移籍市場が大詰めを迎える中で、来季は未契約の角田の去就に注目が集まる中、水面下で驚きの動きが出てきている。

 スイスの経済評論家でF1ビジネスに精通するマーク・リマッハー氏が自身のSNSで「ハースがオランダGP後に角田裕毅に打診したと聞いている。この日本人ドライバーは、来季エステバン・オコンの替わりとしてアメリカチームからアプローチを受けた」とハースによる電撃オファーを報じた。英メディア「GPファンズ」オランダ版も「ハースチームは角田裕毅選手に接触しており、来シーズンに向けて同選手との契約を希望しているという」と指摘している。

 ハースは以前から角田への関心が取りざたされており、指揮官が小松礼雄代表で、チームはトヨタと提携している背景もあって角田の有力な移籍先としてみられてきた。ただ小松代表は最近、海外メディアで来季のドライバー候補について言及した際に角田の名前を挙げておらず、移籍話は立ち消えになったとの観測も広がっていた。

 だがF1の移籍市場はどんでん返しが日常茶飯事。水面下で状況は刻一刻と変わるだけに、ハースからの電撃オファー報道で角田の動向に大きな注目が集まりそうだ。