F1レーシングブルズから緊急3戦連続で緊急出場となった角田裕毅(26)が、11日に行われたスペイン・グランプリ(GP、決勝13日)フリー走行2回目(FP2)で8番手と快走したが、さらなる上位進出を狙ったアタックをルイス・ハミルトン(フェラーリ)に〝妨害〟されて不満を爆発させる場面があった。
角田はレッドブルのアイザック・ハジャールが手首の負傷で欠場となった影響で、8月末のオランダGPで姉妹チームのレーシングブルズから緊急出走して11位。続くイタリアGPも引き続き出場し、予選のトラブルから巻き返して10位入賞を果たした。
3戦連続出走となったスペインGPではFP1でこそマシントラブルで18番手に沈んだが、続くFP2で驚異のパフォーマンスを披露。親チームであるレッドブルのリアム・ローソンの10番手を上回り8番手に食い込んで見せたのだ。
しかし、角田にとっては悔やまれる〝アクシデント〟もあった。今回の舞台は、スペインの首都マドリードに新設されたサーキットのマドリンク。最大の見せ場と言われる「モニュメンタル」と呼ばれる区間で、それは起きた。角田が予選を想定してタイムの出るソフトタイヤでアタックを開始。だが、第12コーナーモニュメンタルに入ると、ハミルトンがコース中央にいて〝妨害〟する格好となり、角田はアタックをやめたのだ。
角田はその瞬間、チームの無線で「あー、こいつ一体何やってんだ?」とハミルトンに対して怒りをあらわに。ただ、イタリアメディア「F1ジェネラル」は「ハミルトンが角田をブロックすると、角田は無線で不満を漏らしたが、ルイスは横に並びながら彼に謝罪した」と指摘。すぐにハミルトンが謝罪の意思を示したことで、角田もそれを受け入れて〝和解〟した。
初日のセッションではトラブルに妨害と運に見放された角田だが、そんな中でも実力をアピール。12日の予選や13日の決勝へ期待大だ。













