今季F1レッドブルのリザーブドライバーを務める角田裕毅が、うまくいかなかった昨シーズンを振り返った。

 角田は昨季3戦目にしてレーシングブルズから姉妹チームのレッドブルに昇格するも結果を残せず、今季シートを失った。専門メディア「F1OVERSTEER」によると、ポッドキャストの「Beyond The Grid」に出演した角田は「正直に言うと、僕にはドライビングスタイルを変えないほど、大きなプライドがあるんだ。ドライビングに関しては自分が何をしているかわかっているし、自分自身を信じている」と語った。

 その上で「だから、たとえ競争力があって速いドライバーがいても私は運転スタイルを変えようとしたことは一度もありません。今でもマックス(フェルスタッペン=レッドブル)のドライビングから多くのことを学んでいます。彼は世界チャンピオンですし、多くのことを証明しています。しかし、私の基本的なスタイルは変わっていません」という。

 さらに昨シーズンについて「今にして思えば昨年最大の失敗だったと思うのは、彼(フェルスタッペン)がやっているセッティングをマネしようとしたことです」とし「理論的にはマックスの車よりもオーバーステアが強いと感じると、方向転換の感度が高まりマシンが悪化する可能性があるとわかっていても、そのセッティングを選択する傾向があります」と、好走できなかった原因を振り返った。

 角田は「普段は自分が運転している車、その特性などを理解できるんです。(昨年の)アブダビGPの後も自分がどんなマシンを運転しているかわからなかったような気がします。何が問題だったか、どんな原因で苦労したのか。今でも理解できません」と語っていた。