バレーボール女子日本代表の未来を担うエース候補たちが、自国開催の一戦で存在感を猛アピールだ。

 19日に開幕するアジア大会(愛知)に先立ち、16日からバレーボール女子がスタートした。世界ランキング6位の日本は小牧市スポーツ公園総合体育館で同69位のネパールに3―0で勝利を収め、48年ぶりの金メダルへ向けて最高の滑り出しを見せた。

 先月のアジア選手権は3位で終戦。優勝すれば最短でのロサンゼルス五輪出場が決まったが、不完全燃焼の幕切れとなった。今大会は石川真佑(エジザジュバシュ)が不在で、主将は関菜々巳(ブストアルシツィオ)が務める。フェルハト・アクバシュ監督が若手選手の起用も示唆する中で、12年ロンドン五輪銅メダルメンバーの大友愛さんの娘・秋本美空(20=ブストアルシツィオ)がチーム最多の17得点、北窓絢音(22=SAGA久光)が同2位の13得点を挙げた。

 秋本は身長185センチの高さを生かした攻撃力が武器だ。「ブロックと同じぐらいの高さや、ブロックの上からでも奥に打っていきたい。高い打点でしっかり捉えていきたいという意識で常にやっている」と長所を生かし、初陣から得点を量産した。

 北窓は「本当にメンタルが大事だと思っているので、私がコートに立ってチームを勝たせられるような選手になるという気持ちを強く持っていきたい」と気合十分。チームが世界で戦うには石川頼みから脱却することがポイントの1つ。アジア大会を通じ、秋本と北窓がひと皮むければ、ロサンゼルス五輪の切符がグッと近づくはずだ。