バレーボール男子代表の富田将馬(大阪B)が、大黒柱の〝穴〟をきっちり埋めた。

 ネーションズリーグ(VNL)決勝ラウンド(29日、中国)初戦の準々決勝で、世界ランキング4位の日本は同35位の中国に3―1で勝利を収め、準決勝進出を決めた。主将の石川祐希(ジラート)は相手のサーブに苦しみ、第2セット途中から冨田と交代。まさかの展開となったが、冨田は攻守で躍動した。第4セットは24―23の場面でサービスエースを沈めて勝負あり。冨田は「今日は100点満点をあげてもいいくらい調子がよかった」と声を弾ませた。

 予選ラウンドでは史上初の12連勝を飾った。長丁場でのた戦いを通じ、誰が出ても存在感を示すのが今の日本の強みだ。「途中から入ったからにはアグレッシブにやっていくしかない。そこは今日は出せてよかった」とにっこり。得点数も2ケタの10に乗せるなど、限られた時間で自らのパフォーマンスを十二分に発揮した。

 準決勝はイタリアと米国の勝者と相まみえる。メダル獲得へ「自分ができることをやって勝利に貢献したい」。次なる戦いも己の役割を全うするのみだ。