バレーボール女子のアジア選手権(8月21日開幕、中国)は、ホームの中国にとっても厳しい戦いになるとの見方が高まっている。

 優勝すれば2028年ロサンゼルス五輪の出場権を得る一戦。29日までに同大会予選の組み合わせが決まり、世界ランキング6位の日本は、ベトナム、韓国、香港と同じC組、同7位の中国はチャイニーズタイペイ、イラン、イラクと同じA組に入った。

 中国メディア「新浪体育」は、中国の実力について「グループリーグで有利な組み合わせとなり、グループリーグ突破はほぼ確実と言えるだろう。カギとなるのは決勝トーナメントでのパフォーマンスだ。近年、韓国とタイの実力が衰えていることを考えると、最大の難敵は日本となるだろう」と分析した。

 直近のネーションズリーグ(VNL)決勝ラウンドでは、予選ラウンド6位通過の日本は準々決勝でブラジルに1―3で敗れた。対する中国は予選ラウンドで9位ながら、開催国枠で決勝ラウンドに進出。準々決勝で米国に3―2で勝利し、4強入りを果たした。

 中国が日本の成績を上回る形となったが、同メディアは「日本は、石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子という強力なアウトサイドヒッターを3人擁している。リベロの小島満菜美は、卓越したパス能力を持つ。日本チームが攻撃の調子を上げれば、中国にとって大きな脅威となるだろう」と警戒している。

 日本の選手からも中国を要警戒する声が上がっており、ロサンゼルス五輪の切符をかけた争いは日本と中国の一騎打ちになる可能性が高そうだ。