フェンシング女子サーブルで2024年パリ五輪団体銅メダルの江村美咲(立飛ホールディングス)が新たな勲章を手にした。

 24~25年シーズンの江村はグランプリ大会を制し、W杯でも2勝を挙げるなど存在感を発揮。日本の女子選手、サーブル種目では初の年間王者に輝いた。

 モチベーションの維持に苦しんだシーズンだったが、卓球女子で五輪3大会連続メダルの石川佳純さんと雑誌の企画で対談。「同じくらいの年の時は自分もそうだったよ」と言葉を掛けられたことで、気持ちが楽になったという。現在は「新しくやってみたいこともあるので、五輪ほどのモチベーションはなかなか難しいが、そこに向け、準備の段階としてはいい時期かなとは思っている」と試行錯誤を繰り返しながら鍛錬を積んでいる。

 26日には日本協会を通じ「年間王者としてこの経験ができたことを光栄に思う。日頃から支えてくださるみなさまに感謝の気持ちでいっぱい」と切り出した上で「もう次のシーズンも始まっており、新たな目標も決まっているので、より高みを目指して精進したい」と決意表明。自らのペースで28年ロサンゼルス五輪に向けて歩みを進めているようだ。

 また男子エペも団体で2季連続3度目の年間王者となった。エースでパリ五輪個人金メダル、団体銀メダルの加納虹輝(JAL)は「今年も日本の男子エペが世界一だと証明できて、大変うれしく思う。今後も進化を止めることなく、挑戦者の気持ちで戦っていきたい」と決意した。