頼もしい仲間と再スタートだ。カーリングの日本選手権最終日(14日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子決勝が行われ、北海道銀行は6―7でSC軽井沢クラブに敗戦。3大会連続の準優勝となった。

 6―4でリードして迎えた第10エンド(E)。スキップ・仁平美来の最終投がスルーとなり、思わず両手で顔を覆った。後攻のSC軽井沢クラブはスキップ・上野美優が最終投をハウス内に決めて勝負あり。2年ぶりの優勝で歓喜に沸くSC軽井沢クラブの横で、仁平は泣き崩れた。

 その仁平にチームメートは温かい言葉をかけた。リード・中島未琴は「負けて死ぬわけじゃないから」。他選手も「何も悪くない」と話すなど、決して責めることはなかった。それでも、仁平は大黒柱としての責任を痛感。「本当に私ができていれば2点で抑えることができた。本当にチームメイトに申し訳ない気持ち」と肩を落とした。

 日本一には届かなかった。ただ、目標とする2030年フランス・アルプス五輪金メダルに向けて、成長する時間はある。中島は「この悔しさをバネに。3年連続で決勝に行けるチームはなかなかない中で、毎回行けているのはアベレージとして強くなっている。あと少しの部分だと思う。来年はそこをびしっと鍛え直そうと思う」と力強く決意。夢を追いかける戦友たちとこれからも前を向いて走っていく。