新戦力の影響力は絶大だった。カーリングの日本選手権最終日(14日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子決勝が行われ、SC軽井沢クラブが北海道銀行を7―6で下し、2年ぶり2度目の優勝。2030年フランス・アルプス五輪日本代表候補決定戦の切符を獲得した。
今大会は17歳の川田亜依が助っ人としてリードで出場。20代の3選手にとって現役高校生の存在は、大きなプラスとなっていた。サード・上野結生は「コミュニケーションも取りやすいし、ジャッジもいいし、何より若くてエネルギーにあふれているので、私たちのエネルギーを引き出してくれる」とにっこり。笑顔がトレードマークのチームにより一層の明るさを生み出した。
性格も大舞台向きだった。スキップ・上野美優は「高校生なのにどっしりしている。本人は『緊張していた』と言っていたけど、あまり感じなかった(笑い)。本当にいつも通りプレーしていた」と証言。川田自身は「お姉さんたちがすごい優しいので、プレッシャーなくやれている。ミスしても『ナイスナイス』と言ってくれたり、前向きな声掛けをしてくれたりするので、すごい優しい先輩がいて私は幸せ」と笑うが、自然な雰囲気を演出していた。
普段の川田はジュニアチームで活動している。今後の参戦については「どうなるかわからない」としながらも「五輪や世界選手権に自分が立っている姿を、すごいイメージできるようになった」と満面の笑み。伸びしろたっぷりの若きカーラーは、無限の可能性を秘めている。













