五輪女王の見解は――。カーリングの日本選手権最終日(14日、神奈川・横浜BUNTAI)女子決勝はSC軽井沢クラブが北海道銀行に7―6で逆転勝ち。2年ぶり2度目の日本一に輝いた。
今大会は五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが1次リーグ、ミラノ・コルティナ五輪代表のフォルティウスが準決勝で敗退した。各チームの戦力差は縮まっており、ファンからは精鋭を集めた選抜制を求める声も上がる。
過去には選抜制を導入した英国が4年前の北京五輪で金メダルを獲得した。一定のメリットもあるが、ミラノ五輪金メダルのスウェーデンでスキップを担ったアンナ・ハッセルボリ(37)は冷静に分析。非現実的とはいえ、長期的な視点であれば大化けの可能性も秘めているという。
取材に「お互いをよく知ったり、一緒にプレーを長くすることが大事。一緒にトレーニングをすること、コミュニケーションを取ることが一番大事」と力説。ハッセルボリのチームも長きにわたって強化し、数々の栄光を手にした。
ただ、北京五輪時の英国は9人の候補選手からチームを編成する「スクワッド・システム」を導入。単独チームと同様に長い時間をかけて強化に努めた。ハッセルボリも「何年も一緒にやらないと、いいチームにはならない。英国も約4年間は同じチームで戦っているので、やっぱりコミュニケーションが大事」。
長期間のプランで選抜チームを組めば英国のようなチャンスもあるが、単独チームが主流の日本にとって、金銭面や競技普及の観点から難しいのが実情。本気で五輪金メダルを狙う選抜チームの編成は、ハードルが高そうだ。













