フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナ五輪団体金メダルのアンバー・グレン(米国)が、SNS上での誹謗中傷について持論を展開した。
インスタグラムで153・4万人のフォロワーを誇るなど、かねてグレンは積極的にSNSを活用してきたが、ミラノ・コルティナ五輪の期間中には多くの誹謗中傷を受けた。米誌「フォーブス」のインタビューに「どんなメッセージを発信するにしても絶好の機会だったけど、同時に最も多くの批判を受ける時でもあった」と明かした。
性のあり方に関係なく人を愛する「パンセクシュアル」であると公言しているグレンは、ミラノ・コルティナ五輪前に改めて言及。勇気ある発言に称賛が上がった一方で、否定的な意見もあった。SNSを小休止する案もあったが「自分に影響力があることを自覚していた。大きな影響力ではなかったけど、確かに影響力はあったし、私を尊敬してくれる人もいた。人はどちらにしても批判するものだが、誰かの人生に変化をもたらすことの方が私にとってははるかに重要だ」と声を上げ続ける道を選んだ。
グレンの行動を後押ししたのはファンの存在だった。同誌は「グレンは国際的な仕事でスケジュールがぎっしり詰まる中でも、自身の活動とファンへの献身を揺るぎなく続けてきた。精神的な危機を乗り越えるのにグレンの活動が役立ったというサポーターからのメッセージを頻繁に受け取っている」と明かし、グレン自身も「彼らは自分たちの存在を認めてくれたと感じたのでは」と成果を口にした。
そのグレンは4年後の五輪について「もう若くはないわ」と苦笑いしつつも「自分の体の状態と競技生活を継続していくための方法を、しっかり考えなければならない」と前向きに語った。今後もさまざま形で自身の考えを伝えていく構えだ。












