F1アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(45=スペイン)がイタリア・グランプリ(GP、6日決勝)に向けて記者会見し、悲観的な見解を示した。スペイン紙「ムンド・デポルティボ」が報じた。

 今季は開幕戦からリタイアが続くなど、マシンの不備により大苦戦したアストンマーティンも7月のハンガリーGPでシャシー、オランダGPでホンダ製パワーユニットの大型アップデートを実施し、マシン性能が大幅に上昇。ようやく他チームと肩を並べるレベルにまで向上してきた。今後のさらなる調整を加えて上位進出を見据える

 そんな中、イタリアGPのレース前会見でアロンソは「ラスベガス(GP、11月26日決勝)やバクー(アゼルバイジャンGP、26日決勝)と並んで今年最悪のレースの一つになるかもしれない」と指摘した。今回のコースはストレートが多いため、ライバルと比べてパワーで劣るホンダ製エンジンでは勝負にならないというわけだ。

 その上で元王者は「正直言って大きな改善は見られなかった。ハンドリングに問題があり、パワーアップを感じづらかった。モンツァ(イタリアGP)はエンジンにとってより現実的なテストになるかもしれないが、まだまだ先は長く、来年に向けてシャシーとエンジンの両方を改善する必要がある。それは不可欠だ」と嘆いていた。

 またアストンマーティンから契約延長のオファーを受けながらも自身の来季去就について明言を避けている。今後の動向が不透明な中、F1に対するモチベーションをキープできるかと問われると「80歳か90歳になるまで維持し続ける」と意欲を示していた。