F1アストンマーティンが2026年のマシン改良にもっとも多額の資金を投資していた。専門メディア「THE RACE」が報じた。

 今シーズン開幕から低迷したアストンマーティンはシャシーとホンダ製エンジンをアップデートするなど、マシンの大幅改善に取り組んだ。同メディアは「26年に34件のアップデートを実施し、パフォーマンスデートのみを考慮するとフェラーリに次ぐ2位に浮上する」とし「同チームが今年これまでのところ最も多くのアップグレード費用を投じていると推定している」という。

 メルセデスのトト・ウルフ代表もオランダ・グランプリ(GP)に際に「我々には、あのようなアップグレードをする資金はない」とコメントしていたほど。この件にスペイン紙「マルカ」は「F1は2億1000万ユーロ(約380億円)のサラリーキャップを持っている。例年フェラーリとレッドブルは最も多くの投資を行うトップチームだが、アストンマーティンには及ばない」と指摘した。

 アストンマーティンでは今季中にさらなる大型アップデートを実施しない方針の中、迎えたイタリアGP(6日決勝)のフリー走行では再び新規参入のキャデラックとともに〝最下位争い〟を繰り広げる始末。過去2度の世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソ(スペイン)がマシンへの不満を明かすなど、投資した資金に見合うパフォーマンスが発揮できていない。

 資金力に定評があるアストンマーティンだが、マシンを再調整するため、さらなる資金を投入すれば、上位に浮上できるのだろうか。