女子ゴルフの渋野日向子(27=サントリー)は、米ツアー本格参戦5年目もメジャーでの強さを発揮できるのか。

 2019年の「AIG全英女子オープン」で海外メジャー初出場で初優勝を飾ってから、2度目のメジャー制覇こそないものの、ここまでコンスタントに大舞台で強さを発揮してきた。22年の米ツアー本格参戦後は毎年、メジャー5大会で1回はトップ10入りを果たしている。実現できなかった03年はシーズン中に左手親指のつけ根付近を痛めていた影響もあったからだ。

 特に過去2シーズンでの米ツアートップ10入りはメジャーだけ。25年は「全米女子オープン」の7位、24年は「全米女子オープン」2位と「全米女子プロ選手権」7位という結果だった。シーズン全体を通して苦しい時期が少なくなかっただけに〝メジャーで持っている〟と言われてきたイメージがより強くなった。

 今季は序盤で思うような成績が出ず、メジャー初戦「シェブロン選手権」(4月23~26日)は出場できなかった。第2戦「全米女子オープン」(6月4日開幕)は権利を確保している中、あるツアー関係者は「全米女子オープンで結果が出なかったら、今後のメジャーに過度な期待をするのは厳しいのでは」と指摘する。

 もう〝メジャー女〟は過去の称号になってしまう可能性があるわけだが、そこは何が起こるかわからない渋野のこと。3年連続予選落ちと苦戦しているものの、歴代勝者に名を連ねるメジャー最終戦「全英女子」(7月30日開幕)で、あっと驚く復活劇があっても不思議ではない。まずは「全米女子―」に注目だ。