卓球女子シングルスで世界ランキング5位の張本美和(木下グループ)が27日、先輩の思いを胸に世界選手権団体戦(28日開幕、ロンドン)で55年ぶりとなる金メダル獲得を誓った。

 張本はこの日、羽田空港で出国前の取材に応じ「今回は金メダルだけを目指してこれまでの合宿もやってきた。今後の卓球人生に生かせられるように、金メダルを目指したい」と頂点を見据えた。

 2年前の前回大会の決勝では、中国に敗れ優勝を逃した。「前回は貴重な経験をさせていただいた。一番若いが年齢は関係ない。一度経験しているからこそ、経験している人みたいな振る舞い、責任感を持って試合をしたい」と橋本帆乃香(デンソー)、面手凛(日本生命)が初選出となり、最年少ながら経験者の自覚を示した。

 今回は前回大会から引き続き2024年パリ五輪女子シングルス銅メダルの早田ひな(日本生命)が選ばれたものの、所属先の先輩にあたる平野美宇はメンバー外となった。先週には平野からアイドルグループの「=LOVE」のコンサートに誘われ「そこで帰り際に『世界卓球頑張ってね』と言ってもらった」と激励を受けたという。先輩の思いを胸に、新たな仲間と中国勢撃破を狙う。