フィギュアスケートペアでロシアの現役女王アレクサンドラ・ボイコワ(24)が、壮絶告白を行った。

 ドミトリー・コズロフスキーと〝ボイコズ〟ペアを組むボイコワは、昨年12月のロシア選手権や8日のロシアグランプリファイナルで圧倒的な強さ見せて頂点に立っている。近年のロシアで多くの五輪メダリストを輩出した〝鉄の女〟エテリ・トゥトベリーゼ氏の指導を仰いで飛躍したこともで知られる。

 そんな女王が、苦難の道のりを明かした。ロシアメディア「スポーツ24」は、同国放送局「オッコ」の番組シリーズ「トゥトベリーゼ・メソッド」でボイコワが語る様子を報道。「コズロフスキーと組むボイコワは、最も厳しい食事制限でも改善できない生理的変化を経験したと語った」と伝えた。

 ボイコワは「ペアスケートに転向して2年間、続けていたのですが、体重が増え始め、どうすることもできなくなってしまいました。厳しいダイエットをした結果、1日にリンゴを1個食べても体重が増えてしまうほどでした」と想像を絶する減量を経験してきたと告白した。

 それだけではない。「10代の頃は、ラップをまとって走り回ったり、何でもやりました。何も食べないのも当たり前です。新体操やフィギュアスケート、バレエといったスポーツをする人は、みんなこういう経験をすると思います。すべては美学の問題なんです」と極限の体形を維持するために壮絶な体験をしてきたことを明らかにした。

 超スパルタ指導で女子選手のスタイルを重視する〝エテリ軍団〟。心身を究極まで追い込む極意が改めて浮き彫りになった。