ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート男子は〝レベルが低かった〟とロシアメディアが持論を展開した。
男子はミハイル・シャイドロフが金メダル、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が銀メダル、佐藤駿(エームサービス・明大)が銅メダルという結果になったが、ロシアでは同国の選手たちがそろって出場していれば表彰台を独占するとの論調が高まっている。
ロシアメディア「ソブスポーツ」は、8日行われたロシアグランプリ(GP)ファイナルの結果を受けて「ミラノは震えるだろう。男子GPファイナルが世界を恐怖に陥れる理由」と題して、上位の選手たちがミラノ・コルティナ五輪で表彰台だった選手たちよりも実力は上と指摘した。
「チェリャビンスク決勝(ロシアGPファイナル)の結果から、いくつかの根本的な結論を導き出すことができる。第一に、ピョートル・グメンニクはロシア男子スケート界のプリマとしての地位を確固たるものにした。プログラム中の彼の落ち着きと戦術的適応力は、トップクラスのアスリートの証しだ。連盟が彼をチームのリーダーとして信頼するという決断は、100%正しいことを証明した」。グメンニクはミラノ・コルティナ五輪で6位だったが、ロシアでは採点に不正があったとの主張が相次いでおり、本来の実力が評価されれば金メダルは間違いないとみられている。
「第二に、シーズン終盤にかけて徐々に衰退していく女子シングルスとは異なり、男子シングルスは絶好調だ。もしロシアチームがミラノ五輪に出場できていたら、グメンニクはあのパフォーマンスで表彰台のトップに立ち、セメネンコ、ウゴジャエフ、コンドラチュクは鍵山優真らを抑えてメダルを獲得していたかもしれない」と主張。ロシア男子の現在の層の厚さを強調し、五輪に出場すれば表彰台独占と太鼓判を押した。
そして「チェリャビンスクでの決勝は、ロシアの4回転スケート選手たちが競争力を維持しただけでなく、さらに前進したことを示しており、国際舞台は彼らの巻き返しに備えるべきだろう」と他国の選手たちはロシア勢が五輪など国際大会に復帰したらひとたまりもないと結論付けた。
まずはロシア勢が復帰できるかどうかが問題だが、もし実現したらフィギュアスケート男子の舞台を席巻する可能性はありそうだ。












