〝大和なでしこ〟が大舞台を席巻した。女子ゴルフの今季メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」初日(31日=日本時間1日、英南西部ウェールズのロイヤルポースコールGC=パー72)、竹田麗央(22=ヤマエグループHD)と岡山絵里(29=ニトリ)が67で回り5アンダーでトップに立った。山下美夢有(23=花王)が3位につけ、日本勢がトップ3を独占。さらに4位に西郷真央(23=島津製作所)ら3人とトップ10に日本勢が6人と大躍進した。
今季ツアー1勝でポイントランキング3位の竹田は出だしの1番パー4で幸先良くバーディーを奪うと2番も連続バーディー。9番パー5でダブルボギーを叩くも、後半にもスコアを伸ばし、67で7年ぶり2度目の「全英」参戦となった岡山と並び、トップに立った。竹田は「途中でダブルボギーはあったが、すぐに切り替えてプレーできたのは良かった。いいリズムで回れた。まだ初日。このコースは何が起こるかわからない」と気を引き締めた。
英メディア「BBC」も初日ラウンドの結果について「日本人デュオが首位」との見出しを掲げて「竹田と岡山が共同で首位を保持した」と報じていたが、米ツアー本格参入したばかりの竹田は3月に「ブルーベイLPGA」を制覇。5月開幕のメジャー「全米女子オープン」でも2位に入るなど今季は安定した成績を残しており、メジャー制覇にもっとも近い存在と言われている。
今大会を中継する「U―NEXT」で解説を務めた東尾理子は竹田について「〝たられば〟がないのは、よくわかっているんですけど(ダブルボギーの)9番がバーディーなら8アンダー。素晴らしいラウンド。よくカムバックしてきた」とし「(今年のメジャー)『全米女子オープン』も勝てたと思っていたので。最終メジャーでいいスタートですね」とビッグタイトルの獲得に期待した。
3位に山下。4位に今年のメジャー「シェブロン選手権」を制した西郷、岩井千怜(23=Honda)、桑木志帆(22=大和ハウス工業)ら日本勢3人。西郷は「比較的セカンドショットが安定していたのでスコアメークしやすかった。初日スタートとしてはいいプレーだったと思います」と振り返った。
日本勢17人が参戦したメジャー大会でトップ3を独占、さらにトップ10に6人が入るなど躍進した。まだ初日ながら2日目以降の活躍とともに、2019年大会の渋野日向子(26=サントリー)に続く6年ぶり優勝への機運も高まっている。
この状況に解説を務めた東尾は「日本勢の活躍はLPGAツアーでの強さを表している」とし、2日目以降について「風がどれだけ吹くのか。リンクスは我慢のゴルフが必要になってくるので。頭も我慢が必要になってくる。楽しみです」と語り、日本勢のさらなる活躍を期待していた。












