溝を埋めるどころか…。全日本プロレスの世界タッグ王者・宮原健斗(36)が、相棒の青柳優馬(29)の言動に疑心暗鬼に陥っている。18日の東京・後楽園ホール大会でKAI、菊田円組を迎えてV2戦を行うが、あろうことか優馬が挑戦者組と裏でつながっているのではないかと疑いをかけているのだ。こんな状態で「ビジネスタッグ」は虎の子のベルトを守れるのか。

 宮原は11日、都内で会見の司会を行った。世界タッグ王座戦に先立ち、15日の京都・KBSホール大会で安齊勇馬、ライジングHAYATOに弟・亮生と挑戦する優馬から依頼を受けたためだ。

青柳兄弟の会見で司会者に挑戦した宮原
青柳兄弟の会見で司会者に挑戦した宮原

 実は今、宮原は青柳とのきずなにひびが入っている。ドラゴンゲートのKAI、菊田組との世界タッグ戦を実現させるために、相手から求められれば簡単に土下座する相棒の姿に絶句。さらに6日の会見で「私たちが負けることがあれば宮原健斗の髪をかけます」と勝手に自身の髪の毛をかけられて、会見後に胸ぐらをつかんで激怒していた。

 だが、このままではまずい…。髪形にも深いこだわりを持つ自己陶酔男が、この状況に危機感を抱くのは当然だった。相棒から司会を頼まれ、「仲直りのチャンスだ!」と会見場にはせ参じたわけだ。

 しかし、結果は散々だった。会見では「東京スポーツ」を「東京ドーム」と間違えるなどたどたどしい司会で優馬からダメ出しされる。さらにKAIがSNSで披露した宮原のスキンヘッド姿の合成写真を優馬がなぜか持ち込んでおり、ネタにされて心にダメージを負ってしまった。

 会見後、取材に応じた宮原は「最初は『髪をかける』っていうだけだったのに、東スポが『負けたら丸刈り』って書いたでしょ。で、今日の写真はスキンヘッドになっていた。どんどん既成事実化されている」と不満をあらわ。当初のきずなを取り戻すという思いとは逆の結果になったようだ。

 さらに「そもそも、あんなものなんで入手してるんですか? きれいだったじゃないですか。普通にツイッター(X)のやつを引用してたらあんなにきれいにならないでしょ」と優馬が持ち込んだスキンヘッド画像に疑いのまなざし。猜疑心を抑えられなくなって「あれ、KAI選手本人からそのままもらったんじゃないの? もしかして、向こうとつながってるんじゃない? 青柳は」と禁断の疑惑を口にしてしまった。

 こうなっては止まらない。宮原は「この後、ご飯に誘ったのも断られたんですよ。どう考えてもおかしい。当日は2対2じゃなくて1対3になるかもしれないな…」と考えてはいけないことまで頭をよぎり始めた。果たしてどうなってしまうのか。なお最後に〝負けたら髪の毛だけでなく引退もかけるのか?〟と問われると「かけないよ! 何回やるんだよ!」と吐き捨てて会見場を一人で去るのだった。