世界タッグ王座のV2戦を控える全日本プロレスの「ビジネスタッグ」こと宮原健斗(36)と青柳優馬(29)のきずなに亀裂が入った。

 事の発端は優馬の言動だった。先のチャンピオン・カーニバル公式戦で敗れた菊田円(ドラゴンゲート)へのリベンジを目指す優馬が、同王座をかけての再戦を志願。すると菊田から「土下座しろ。そしたら受けてやるよ」と指示され、アッサリと従う。さらに5日の会見ではパートナーのKAIとともに菊田がしぶると「私たちが負けることがあれば宮原健斗の髪をかけます」と提案し受諾させたのだ。

 何も聞いていなかった様子の宮原は目を丸くしていたが、話はトントン進み髪の毛をかける流れに…。当事者の納得が得られぬまま、会見は終了し挑戦者組は高笑いして去っていった。

 その会見終了後だった。当然のごとく激怒の宮原に優馬は胸ぐらをつかまれる。そして「何を勝手に言ってるんだよ!」とブチギレられた。青柳は「まあまあ、大将、落ち着いて…」と諭すが、王道きっての自己陶酔男が髪の毛を失う危機に直面して落ち着くわけがない。「ふざけるんじゃないよ!」と優馬を置いて会場を後にしてしまった。

 残された優馬は、今回の行動の理由を「やっぱり何よりも挑戦者チームに気持ちよく挑戦していただきたい。その一心です」と力説。宮原をキレさせたことに「え、だって、大将が納得してない方が逆にいいあんばいで面白くないですか?」と陰湿さをあらわにする。そして「タイトルマッチなので、かけたくないものをかけた方がいいのかなと。そこで大将の髪の毛ですよね」とどこ吹く風で話した。

 最後に「最終的に勝てば何も問題なく収まるわけですから。出る前に負けること考えるバカがいるかよ!」と名ゼリフを引用し満足げ。こんなことで大丈夫か…。