新日本プロレス7日の大田区大会で、東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフアロン(30)がNEVER無差別級王者の成田蓮(28)から黒帯を奪い返した。

 ウルフは2月大阪大会で極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いる成田にキャリア初のフォール負けを喫し、NEVER王座から陥落。上半期の総決算となる14日大阪城ホール大会で、リベンジマッチを控えている。この日の大会では矢野通&葛西純(フリーダムズ)と異色タッグを結成し、成田&高橋裕二郎&ディック東郷と6人タッグ戦で激突した。

 成田と対峙したウルフはフロントネックックに捕獲されながらも脱出し、払い腰を決める。エルボードロップを東郷に妨害され、H.O.Yの悪の連係に捕まるも、裕二郎、東郷を次々と投げて形勢逆転に成功。最後は東郷に狙いを定めると、強烈なパワースラムから成田に「見とけ!」と挑発してからのアングルスラムで3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上では成田に背後から襲われ、黒帯で絞められそうになったものの、一本背負いで投げて返り討ちに。黒帯を手にバックステージに現れたウルフは「黒帯はく奪? なんか言ってたけど、(黒帯は)しっかり締めて柔道着を着て、お互いに礼節を尽くして戦うためのものなんだよ。それをテメーはまったく違う使い方をしてる。まあ、テメーからしっかり黒帯は奪い取ったから、6月14日はプロレスの試合だ。プロレスラーとしてテメーを叩き潰してやる」と宣戦布告していた。

 また、初共闘となった〝デスマッチのカリスマ〟葛西からは「チームワークもよかったし、ワールドタッグ(リーグ)行けるんじゃねえの? 組めて光栄でしたよ」とラブコールを受けた。

 ウルフが「また、ぜひお願いします」と応じると葛西は「言ったね? カメラ撮ったな? また、ぜひ…これタッグチーム結成のフラグだぞ」とニヤリ。ウルフもウルフで「ラダー押さえますよ」と、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」のシリーズのツボを押さえたコメントで切り返していた。