新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」25日大田区大会のAブロック公式戦で、IWGPヘビー級王者の辻陽太(32)が鷹木信悟(43)との「Uunbound Co.」同門対決を制し、2勝目を挙げた。
辻自身が「高い壁」と評した鷹木との大一番は、互いのプライドをぶつけ合う大激闘となった。MADE IN JAPAN、パンピングボンバーと掟破りを連発した辻は、逆エビ固めで捕獲。ストンプからのジーンブラスターはカウンターの龍魂ラリアートで迎撃されるなど、両者一歩も譲らない。
激しい打撃戦からラスト・オブ・ザ・ドラゴンを逃れると、パンピングボンバーにカウンターのジーンブラスターを発射。しかし、正調ジーンブラスターはキャッチされネックスクリューで切り返される。
ならばと辻はパンピングボンバーをかわし、ジーンブラスターをさく裂させる。シルバーライニングからのファイヤーブラスターはサムソンクラッチで切り返され、後頭部へのスライディングエルボー、リバースフランケン、掟破りのジーンブラスターと再び鷹木の猛攻にさらされた。
さらにバーニングドラゴンまで浴びてしまった辻だったが、王者の意地で3カウントは許さない。パンピングボンバーを回避すると、ついにファイヤーブラスターを決めて3カウントを奪ってみせた。
試合後のリング上でマイクを握った辻は、退場する鷹木を呼び止め「鷹木信悟、あんたは高い壁だった。これからも俺の前に立ちはだかり続けてください。レスラーとしてだけではなく、一人の男としてあなたのような人になりたい」とメッセージを送った。
これで星取りは2勝2敗の五分に。前半戦は苦戦が続いた王者だが「激烈な、ハツラツな戦いだったぜ。今日で5戦目、日本で勝利したのは今日が初めてなんだ。俺の肌感覚ではこのG1、最高に盛り上がってるぜ。俺が目指すのはIWGPヘビー級王者として史上3人目のG1制覇」と言い切ると、決めゼリフの「覚悟はいいか!」で会場を沸かせていた。













