女子プロレス「スターダム」12日横浜大会のワールド選手権は、王者・鈴季すずが刀羅ナツコとのノーDQマッチを制し、V2に成功した。
本王座戦は両者の合意のもと、ルール無用のノーDQマッチとなることが、大会前に発表された。試合はいきなり2人ともパイプイスを持ち出す大乱戦。ビニール傘、バット、テーブルが持ち出される壮絶なハードコアマッチの様相を呈した。
刀羅はテーブル上の鈴季へダイビングボディープレスで大ダメージ。鈴季の頭部への串刺し攻撃で、血祭りにあげた。負けじと鈴季もホチキスで刀羅の肩を攻撃。ホチキスを受け渡し、自分の肩も攻撃させる狂気的な行動に出た。
ギリギリの意地の張り合いの中、鈴季は毒霧、ラリアート、パイプイス上へのスワントーンボムを受けるも、3カウントは許さない。刀羅が投入したラダーを逆に利用し、高打点のブレーンバスターを決めた。
鈴季はヘッドバット3連打から投げっぱなしのジャーマン。パイプ椅子で頭部を打ち抜く。デスバレーボムからのチェーンラリアートでの反撃はテキーラショットで切り返す。ジャーマン2連打もキックアウト、ならばとパイプイスの真上に挑戦者をジャーマンで叩きつけ、3カウント。激闘に終止符を打った。
マイクを握った鈴季は「ワールドのタイトルマッチでこんなハチャメチャするヤツ、後にも先にもうちらしかいねえよ」と快哉を叫ぶ。刀羅も「悔しいよ、何が悔しかったって負けたのに楽しかったんだよ」とすがすがしい笑顔。激闘を通じて唯一無二の絆を育んでいた。
現在メキシコ遠征中でワールド王座を狙いを公言されているスターライト・キッドに対しては「あんたの思い通り勝ちましたよ。無事に日本に帰ってきてください」とメッセージ。最後は観客へ「これが鈴季すずの描くワールド・オブ・スターダムの時代だよ。お前ら全員、はりきってついて来いよ!」と呼びかけて締めくくった。














