元新日本プロレス高橋ヒロム改めKYOKI(36)が、〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(46)との新タッグ「BAKUSAI」で、米国・WWEデビュー戦を快勝で飾った。
2月に新日本を退団し、2週前のスマックダウンで中邑の新相棒として世界最大団体に初登場を果たした。WWE加入後はリングネームをKYOKI(狂奇)に変更。正式デビュー戦は、中邑とのコンビでザ・ミズ&キット・ウィルソンとタッグ戦に決定していた。
4日(日本時間5日)のスマックダウン(オハイオ州クリーブランド)の初陣前、プロモ動画でKYOKIが英語で「これは芸術だ」と言うと、中邑は「敵を完膚なきままに倒す芸術だ。彩り、表現、個性をもたらす」と続けた。「そして完全なる破壊だ」(KYOKI)、「エネルギーと狂気の爆発を抑えるつもりはない。今夜は衝動のままに動く」(中邑)と告げて、2人は「俺たちはBAKUSAIだ!」と雄たけびを上げた。
中邑とともに強烈な存在感を示したKYOKIは、初披露された「BAKUSAI」のテーマ曲に乗って入場する。新日本時代と変わらぬコスチュームで「俺はKYOKIだ!」と叫びリングに上がった。先発してウィルソンからマッスルポーズで挑発されると、クロスボディー2連発、コーナーへのラリアート、ドロップキックとスピーディーな攻撃で先制する。
元WWE王者のミズからチョップを浴びるが、「モア!(もっと!)」を連呼して胸板に打ってこいと要求。ミズが打ってくるとこれをかわし、逆にチョップの雨アラレだ。中邑とタッチすると中邑はKYOKIがコーナー上に載せたミズにヒザ蹴り、スライディングジャーマンを放って鮮やかな連係を見せる。
中邑がローンバトルを強いられる場面もあったが、代わったKYOKIがウィルソンをハリケーンラナで吹っ飛ばし、相手を使ってミズも場外へと投げた。ウィルソンもスーパーキックで場外に落とし、コーナー上段から敵軍めがけてダイビングセントーンを発射。カメラに向かって「KYOKI!」と叫んでみせた。
リング内ではウィルソンにファルコンアローで追い打ち。ミズにはスカルクラッシングフィナーレをかわし、飛びつき式の変型アゴ砕きだ。中邑がミズにキンシャサを打ち込んでアシストすると、最後はKYOKIが新技の飛びつき式リバーススタナーで、ウィルソンから3カウントを奪った。
この日のスマックダウンを放送した「ABEMA」実況によると、新技の名前は「モッシュピット」だという。初陣で圧巻の勝利を収めた「BAKUSAI」が笑顔を見せたところで、WWEタッグ王者のタマ&タラ・トンガ、その父キング・ハクの「MFT」が姿を現した。中邑&KYOKIは、標的とするタッグ王者と〝視殺戦〟を繰り広げ、KYOKIはベルトを巻くポーズで王座奪取をアピールだ。
自身のX(旧ツイッター)には「俺はKYOKIだ。デビューおめでとう、KYOKIちゃん。BAKUSAIはWWEに爆発的なムーブメントを巻き起こす」と英語で記し、日本語で「シンちゃんとキョウキちゃんについてきて」と投稿。最後は「もっと、もっと、もっと」で締めてみせた。SNS上でも大反響だったKYOKIと「BAKUSAI」の活躍に注目が集まる。














