新日本プロレスの新シリーズ「Road to DESTRUCTION」が5日の栃木・宇都宮大会で開幕。脳震とうの症状で欠場していた海野翔太(29)が復帰戦を勝利で飾った。

 海野は真夏の祭典「G1クライマックス」開幕戦(7月11日、米国・シカゴ)でザック・セイバーJr.に敗戦後、脳震とうの症状が見られたため欠場期間に突入。約2か月ぶりの復帰戦となったこの日は、YOSHI―HASHI&松本達哉と組んで「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のHENARE&グレート―O―カーン&ジェイコブ・オースティン・ヤングと対戦した。

 先発を買って出た海野は「帰って来たぜ!」と雄たけびをあげる。UEの悪の連係に苦しみながらも、HENAREにバックエルボーからの低空ドロップキックを叩き込んで窮地を脱した。

 試合終盤には孤立した松本を救出し、オーカーンをトルネードDDTで排除。タッチをもらうと最後はラリアートからのSecond Chapterジェイコブを沈めてみせた。

 試合後のリング上では復活をアピールし、四方に頭を下げて退場。「楽しいですね。プロレスは楽しい。G1クライマックス欠場して、安静に過ごしてはいましたけど、どこか心の中で穴が空いてしまって、不完全燃焼というか本当に悔しい夏を過ごしてきたからこそ今日の日を待ち遠しくしていました」と笑顔を弾けさせた。

「列の最後尾に並んで、海野翔太がやるべきことは何か。一つしかないでしょう。万全のこのコンディションを、肉体を、全国回って皆さんに安心して見てもらえるようになること」と豪語した海野は、自身の試合が組まれていない18日の北海道・新千歳空港大会への出場も志願。「コンディション150%ですよ。どこでもいいですよ。第0試合でもいい」とカードの追加を訴えていた。