WWEで戸澤陽(38)のセコンドを務める女子レスラーが、人気急上昇中だ。マキシン・デュプリ(26)はお調子者ユニット「アルファ・アカデミー」の一員として、話題を集めている。

「ABEMA」にて放送された15日(日本時間16日)のロウ(アーカンソー州リトルロック)では、135キロのアンコ型巨漢・アイバーと一騎打ちした戸澤のセコンドで出陣。戸澤のピンチにはエプロンで腰を振って、アイバーを引きつけた。この隙に戸澤はサンセットフリップパワーボムを決めて、大殊勲の白星をゲット。マキシンは見事なアシストを果たした。

 試合後はアイバーのセコンド、ヴァルハラに襲われ、自身の「X」(旧ツイッターに「これは私の2024年のビンゴカードに載ってなかった…」とポストしたが、スーパーモデル風のルックスと抜群のプロポーションで存在感は際立っている。ではこの「マキシン・デュプリ」とはいったい、何者なのか? 
 
 カリフォルニア州ルーミス出身で、米プロフットボールNFLロサンゼルス・ラムズではチアリーダー、米プロバスケットボールNBAフェニックス・サンズではダンサーとして活躍。2019年にはアパレルブランド「JAUNTY」を21歳で立ち上げた。欧米のスポーツを専門に扱うメディア「スポーツキーダ」は「ブランドは大きく成長し、今ではオンラインブティックとなっている」と伝え、ファッションデザイナーとしての顔も持っている。

 21年8月にラスベガスで行われたWWEのトライアウトに参加。NFLとNBAの人気チームで活動しながら、なぜプロレスの世界に飛び込んだのか。「スポーツキーダ」によると、マキシンはトライアウトの自己紹介でこう語っていた。

「ラムズを応援してスーパーボウル(NFL優勝決定戦)まで行ったんだけど、チームは負けちゃった。その後応援したサンズもNBAファイナルまで行ったけど、負けた。仕事を最後までやり遂げられない男たちの手に王座を委ねることに、もううんざりしたのよ。だから私はWWEにいる。私の手で私のタイトルを手に入れるためにね」

 王者を目指す他人を応援するのではなく、自分の手で自分の王座を奪うという明確な目標を立て、プロレスラーに転向したという。宣言通りマキシンはWWEとの契約を勝ち取り、22年にNXTでデビューした。23年には早々とロウに昇格して「アルファ・アカデミー」入り。同12月には女子世界王者リア・リプリーとシングルマッチのチャンスを得た。
 
 リアにはあっけなく敗れたが、キャリアは2年に満たないだけに仕方がないところ。同じユニットのチャド・ゲイブルとオーティスはプロ転向前にレスリングで活躍。2人+戸澤の指導のもと、プロレスラーとしての成長にも期待が集まる。