新日本プロレス3日の福岡国際センター大会で、東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフアロン(30)が極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のドン・ファレ(44)に雪辱を果たした。

 ウルフは春の「NEW JAPAN CUP」1回戦でファレに敗北。リベンジを期して、この日のシングルマッチに臨んだ。

 ファレの奇襲を受けて苦戦を強いられたウルフは、エルボードロップからハイフライフローを投下して反撃に出る。しかし、絶好機にH.O.Tのチェーズ・オーエンズに介入され、一時的に1対2の戦いを強いられる。ファレのバックフリップでマットに叩きつけられ、グラネードも浴びてしまった。

 それでもエルボードロップは間一髪で回避すると、金具むき出しのコーナーに激突させて170キロの巨体をボディースラムで投げることに成功する。最後は着用していたTシャツを自ら引きちぎり、豪快なアングルスラムで3カウントを奪ってみせた。

NEVER王者・成田蓮(右)と対峙するウルフアロン
NEVER王者・成田蓮(右)と対峙するウルフアロン

 さらにウルフは、直後の試合でボルチン・オレッグを下し、V1に成功したNEVER無差別級王者・成田蓮に対して挑戦を表明。成田は2月大阪大会でNEVER王座を強奪された因縁の相手で、またしてもリベンジマッチとなる。

「成田蓮、お前に勝たないと俺は次のステップに進めないんだよ。次はそのNEVERのベルトかけて俺と戦え! 俺がそのベルトの価値を元に戻してやる」と豪語したウルフ。キャリア初のフォール負けを喫した成田との再戦の舞台は、上半期最大のビッグマッチ・6月14日大阪城ホール大会が濃厚だ。