WWEで〝明日の女帝〟アスカと〝海賊王女〟カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが、3度目のWWE女子タッグ王座奪取に成功した。

 ともに長期欠場から復帰し、7月からコンビを再結成。イヨ・スカイ&リア・リプリーとの抗争を経て、タッグ王座に標的を絞ってきた。前回スマックダウンでは、医務室で治療を受けていた王者のシャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスに、白衣姿のアスカが毒霧を噴射。王者に〝先制攻撃〟を加えていた。

前週には白衣を着たアスカ(左)が、突然シャーロット(右)とアレクサに毒霧を噴射していた(©AbemaTV,Inc.)
前週には白衣を着たアスカ(左)が、突然シャーロット(右)とアレクサに毒霧を噴射していた(©AbemaTV,Inc.)

 10日(日本時間11日)のロウ(マサチューセッツ州ボストン)では、アスカ&カイリの制御不能な執念が実って、メイン戦でタッグ王座挑戦が実現。序盤から巧みな連係を見せて、王者組を揺さぶる。アレクサをローンバトルに引きずり込み、カイリのエルボー弾で追い込んでいく。

 代わったシャーロットには、フォールアウェースラム連発から2人まとめてムーンサルトプレスを浴びた。それでもアスカは3カウントを許さず、シャーロットと激しい攻防を展開。バスソーキックからエンプレス・インパクトを狙うが、女王様にかわされ、フィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)で捕獲される。

シャーロット・フレアー(左)を飛びつき腕十字で攻めるアスカ(©AbemaTV,Inc.)
シャーロット・フレアー(左)を飛びつき腕十字で攻めるアスカ(©AbemaTV,Inc.)

 アスカはタップ寸前となるも、ここで王者組と遺恨のあるナイア・ジャックスとラッシュ・レジェンドが介入。場外からシャーロットの腕を払い、必殺技を解いてしまった。思わぬ援軍を得たアスカ&カイリは、カイリが場外でアレクサを実況席に叩きつけると、コーナー上段へ。リング内のアスカがシャーロットをドラゴンスリーパーで捕獲したところにインセインエルボーを投下。必殺の合体技をさく裂させ、カイリが女王様から値千金の3カウントを奪って王座奪回に成功した。

 カブキ・ウォリアーズとしては3度目のタッグ王者に。アスカは過去にシャーロット、アレクサとも王座を獲得しており、5度目のタッグ王座獲得となった。ベルトを手に大喜びのアスカ&カイリは、ナイア&ラッシュの巨体コンビと同盟を結んだようで、試合後も4人でシャーロットとアレクサを暴行。ここで入場テーマ曲が鳴って、イヨが現れた。

イヨ・スカイ(下)をいたぶるアスカ(奥)とカイリ・セイン(©AbemaTV,Inc.)
イヨ・スカイ(下)をいたぶるアスカ(奥)とカイリ・セイン(©AbemaTV,Inc.)

 先月の日本大会、マリーゴールド両国大会での岩谷麻優との激闘を経て戦線復帰。鮮やかなスワンダイブ式ミサイルキックでアスカ&カイリをまとめて吹っ飛ばした。だが、巨体のラッシュに捕まり、アスカとカイリのパンチでボコボコに…。

 この窮地を救ったのがリアだ。日本大会で鼻を骨折して心配されたが、防護用のフェースマスクをつけて登場。カイリにラリアート、アスカに頭突き、ラッシュをソバットで蹴散らすと、ナイアにも4人で打撃の嵐。とどめはカイリをレーザーズエッジで場外のアスカらに投げつけた。

 マイクを握ったリアは「ウォーゲームズ!」と絶叫。これによりPLE「サバイバーシリーズ:ウォーゲームズ」(29日=同30日、カリフォルニア州サンディエゴ)の軍団対抗戦・女子ウォーゲームズで、イヨ&リア&シャーロット&アレクサでチームを組み、アスカ&カイリ&ナイア&ラッシュの悪女軍との激突が濃厚に。アスカ&カイリはタッグ王座を手に、次の戦いに挑む。

フェースマスクをして復帰したリア・リプリー(左)とイヨ(©AbemaTV,Inc.)
フェースマスクをして復帰したリア・リプリー(左)とイヨ(©AbemaTV,Inc.)

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。