ドラディションを主宰する〝炎の飛龍〟藤波辰爾(72)と日本選手団が、1日から6日までネパール遠征を行った。ドラディションからは藤波辰爾、LEONAが参戦。その他にもTAMURA☆GENE☆(HEAT-UP)、ミヤーオ宮本(HEAT-UP)、大和ヒロシ(フリー)、小河彪(アップタウン)、ゴングマン(フリー)が参加した。

 現地では児童養護施設訪問、在ネパール日本国大使館・ネパール青年スポーツ大臣・ネパール政府観光局への表敬訪問、そして藤波による現地プロレスラーへのセミナーの開催など、あらゆる交流を展開した。3日には、藤波とLEONAが在ネパール日本大使館を表敬訪問し、進藤康治次席(臨時代理大使)と面会。プロレスなどを通じて日本とネパールの積極的な文化交流に向けて意見交換を行った。藤波は「今回の大会や今後のプロレスなどの交流を通じて、日本にネパールの観光、食、文化を幅広く広めたい」と意気込んだ。今年、日本とネパールは「外交関係樹立70周年」を迎え、より一層のプロレスや様々な分野での文化や人々の交流に期待がふくらんだ。

 4日に開催された大会は、「Wrestling castle」と銘打たれ、会場には500人を超える超満員の観客が詰めかけた。オープニングではネパールの人気ミュージシャンV-LAIN39によるライブパフォーマンスが行われた。

大会は大成功だった(ドラディション提供)
大会は大成功だった(ドラディション提供)

 日本人選手とネパール人選手の親善試合は全4試合が行われ、藤波は第3試合でバレット・フロー(PWXM)と組み、大和&小河と対戦。フローが小河にチョークスラムを決め勝利した。

 大熱狂の中でイベントを終えた藤波は「デビュー55周年で、初めてのネパールでの試合ということで非常に有意義な遠征だった。初めての土地での試合はいつになっても刺激的だし、若返った気持ちになれた。日本大使館で進藤康治次席(臨時代理大使)と意見交換したように、今後もプロレスなどでの交流を通じて日本とネパールがより近い存在になってほしい。食、文化、自然、人々がとにかく素晴らしい。日本の皆さんにはぜひネパールの魅力を知ってほしいし、旅行で行ってもらいたい。僕自身今回の遠征でネパールの大ファンになった。今後も日本とネパールの架け橋になれるように最大限の協力をしたい。そしてネパール人の選手達に僕が受け継いだ闘う魂と技術を存分に教えていきたい。その中でネパールからプロレスのスターが生まれてくれることを期待している」と語った。