〝炎の飛龍〟藤波辰爾(72)が主宰する「ドラディション」22日の後楽園大会で、藤波の長男・LEONA(32)が高橋裕二郎(45=新日本プロレス)に無念の敗北を喫した。

 LEONAは今年3月の新日本プロレス旗揚げ記念日(大田区総合体育館)で、裕二郎が所属する極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」と10人タッグマッチで激突。裕二郎にフォール負けを喫して遺恨が生まれていた。

 この日のシングルマッチでリベンジに燃えるLEONAだったが、裕二郎を相手に劣勢を強いられた。場外に連れ出されると、鉄柱に頭を打ち付けられる。さらに場外でのボディースラムで痛めた腰に、キックや逆エビ固めの集中攻撃を受けてしまう。

 反撃に転じたLEONAはダブルアームスープレックスを狙うも、かみつきで阻止されてしまう。ならばとLEONAも〝掟破り〟のかみつきで応戦。さらにレフェリーの目を盗み、ケインの攻撃を試みた裕二郎に対し、珍しく急所攻撃を繰り出す一幕もあった。相手のお株を奪うラフファイトを行使してまで奮闘したが、最後は突進を食い止められるとBig Juice(インプラントDDT)を浴びて屈辱の3カウントを献上した。

LEONA(奥)をBig Juiceで仕留めた高橋裕二郎
LEONA(奥)をBig Juiceで仕留めた高橋裕二郎

 試合後にLEONAは「3月6日の新日本で負けて、ホームリングでまた負けて。どっちも相手の戦い方に飲まれて…」と悔しさをにじませる。また、試合中に繰り出した反則まがいの行為には「無意識のうちに、いつもしないようなことをした」と振り返った。

 もちろん、このままでは終われない。「ずっとずっと思い続けて、愛し続けている新日本プロレスに上がるチャンスを踏みにじられた。その気持ちに恨みは深い、怒りは深い。だから追いかけます」とH.O.Tへの再リベンジを誓っていた。