米国・AEWの「DYNAMITE」&「COLLISION」3時間スペシャル(メイン州ポートランド)が、20日(日本時間21日)に放送され、ウィル・オスプレイ(33)がユニット「THE OPPS」の柴田勝頼(46)を熱闘の末に撃破。故郷にある〝サッカーの聖地〟で世界王座初奪取を誓った。
3月に首の負傷から、7か月ぶりに復帰した。新日本プロレス参戦を経て、サモア・ジョー率いるOPPSとの抗争に突入。次回PPV「「DOUBLE or Nothing(DoN)」(24日=同25日、ニューヨーク)」では、オーエン・ハート杯男子トーナメント準々決勝でジョーと激突する。この日は同じOPPSの柴田との一騎打ちに臨んだ。
トレーニングをともにするデスライダーズからゲキを受けて出陣。ゴングが鳴って柴田から握手を求められるが、オカダ・カズチカばりに中指を突き立てて拒否する。柴田は場外でのブレーンバスター、イスに座らせたオスプレイにキックをぶち込みペースを握る。オスプレイは得意のキック攻撃から反撃し、ファルコンアローからダイビングエルボー弾を柴田の後頭部に打ち込んだ。
とどめのヒドゥンブレードの構えに入ったところで、OPPSのアンソニー・ボウエンズが場外に現れけん制する。ここで柴田はおきて破りのヒドゥンブレードを発射するも、オスプレイは意地で3カウントを許さない。続けてデスライダーズのクラウディオ・カスタニョーリとマリーナ・シャフィールがリングサイドに駆けつけ、ボウエンズの介入を食い止める。だが、老かいな柴田はレフェリーの隙をついて急所打ち。すかさず腕ひしぎ十字固めを仕掛けるが、オスプレイはこん身の力で持ち上げてパワーボムだ。最後はスタイルズクラッシュからヒドゥンブレードにつないで〝ザ・レスラー〟を沈めた。
試合後はジョーが花道に登場し、ドスの利いた声で「DoN」での勝利を予告する。一方のオスプレイは現在のファイトスタイル、コンディション、体重を疑う人が多いといい、欠場中に首の手術を受けたのだからそうした声も当然だと話す。10年前なら〝エアリアル・アサシン〟は終わっていただろうが、デスライダーズのおかげでオスプレイは〝暗殺者〟として再生できたという。
オーエン杯トーナメントの覇者は、オスプレイの故郷・英国のロンドンで〝サッカーの聖地〟として名高い、ウェンブリースタジアムで開催されるメガイベント「ALL IN LONDON」(8月30日)でAEW世界王座に挑戦できる。オスプレイは「俺は夢をかなえるための道を歩み始める。オーエン杯のカップを勝ち取り、さらにAEW世界王座も取るつもりだ!」と、母国の〝聖地〟で世界王座を初戴冠すると宣言した。
オーエン杯Vと世界王座が、完全復活の証しとなる。












