新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」16日八王子大会のBブロック公式戦で、エル・デスペラードが石森太二(43)から初勝利を挙げた。
今年2月に退団した高橋ヒロムとともに「ジュニア3強時代」を築いた両雄の公式戦。一昨年大会の優勝決定戦でも激突するなど互いに手の内を知り尽くした石森との大一番は、一瞬も気の抜けない緊張感あふれる攻防が続いた。
石森の執拗な肩攻めでダメージを負ったデスペラードは、ラ・ミスティカ式Bone Lockに捕獲されて窮地に。リング中央に戻されそうになったところをヌメロ・ドスに切り返すが、脱出を許してカナディアンデストロイヤーを浴びてしまう。
それでもブラディークロスだけは許さない。なんとか回避すると、グラウンドドラゴンスクリューからマフラーホールドに捕らえて形勢逆転に成功。最後はヌメロ・ドスに移行してギブアップを奪い、激闘に終止符を打った。
試合後のリング上でマイクを握ったデスペラードは「堪能しました。やっぱりよ、新日本プロレスにたどり着いてるんだ。このくらいバケモノじゃなきゃ困るよな。ありがとうございました」と石森に感謝。「俺と石森さんで八王子のメインだぜ。まだ引っ張る、まだこするって思ってるだろ。アイツが辞めるまでコスってやるよ」と切り出すと、八王子出身のヒロムにメッセージを送った。
「高橋ヒロム! アイツがいなくなった八王子大会でBOSJのメイン任せられるのは、この2人しかいねえってことだろ、なあ。これがBOSJだ。これが新日本プロレスだ。ヒロム、お前は新天地に向かって行ったろ。お前の旅は応援するよ。でもな、こっちのリングの方がやっぱ良かったなって100万%思うから覚悟しとけよ! じゃあな!」
太陽と月に例えられたヒロムとデスペラードのライバルストーリーは、新たなステージに突入している。太陽が去った後のリングでも、月が輝きを失うことはない。2年ぶりのBOSJ制覇で、デスペラードがそれを証明する。













