新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」開幕戦(14日、後楽園)で、DDTの佐々木大輔(40)がエル・デスペラードを撃破し白星発進を飾った。
団体の垣根を越えた盟友との公式戦は、互いに譲らない一進一退の攻防の連続。最後は急所攻撃からのミスティカ式フェースロックでギブアップを奪い「これで俺の『ちょっくら優勝』が見えてきたな」とうそぶいた。
BOSJ参戦は2012年大会以来実に14年ぶり。取材に「過去の俺はもういないから。ロウキーに試合中に(記憶を)飛ばされたとか、手も足も出ずにボコボコにされたとか、あれはもう忘れて」と自ら黒歴史を掘り起こしたカリスマには、今年の出場メンバーに異議があるという。「ロウキーはともかく、何でOSKARが出てないんだ。せっかくDDTの俺と戦う前フリができていたのに…」と、身長2メートル超で誰が見てもヘビー級の大巨人不在を嘆いた。
OSKARとDDTには浅からぬ…いや浅い因縁がある。今年3月の大田区大会でドラゴンリングインを敢行したウルフアロンに対しOSKARは「真剣にやるつもりがないならDDTに行け!」とわざわざ他団体の名前を出して糾弾していた。
これ対し佐々木は「たまにあるヤツだよね。うっかり発言というか。確かにOSKARの言う通りで、身内でも『ふざけすぎだよ、お前ら』とは思っちゃう」と寛容な姿勢を見せつつも「ただそれ、藤波さんもふざけてるってこと? となるとBOSJに出てる人間として俺も許せない」となぜか〝新日ジュニア側〟から不快感を示す。「だったら俺がIWGPジュニア王者になって、新日ジュニアの神髄とDDTのふざけたプロレスをアイツにぶつけてやってもいいかなと。OSKARはジュニアに減量して来いって」と無理難題を突きつけた。
とにかく話を真面目に聞けば聞くほど損をするのが、カリスマのカリスマたるゆえん。この言葉がOSKARの耳に届かないことを祈るばかりだ。












