新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」22日大阪大会のAブロック公式戦で、大阪・池田市出身のマスター・ワト(29)が昨年覇者の藤田晃生(23)を下し、3勝目を挙げた。
昨年のBOSJ公式戦では藤田がワトに勝利。その後、両者は舌戦を繰り広げるなど遺恨を深め、13日の公開会見では大乱闘を演じていた。
〝犬猿の仲〟の2人の戦いは、感情がぶつかり合う壮絶な試合に。リング上で対峙すると、額をゴリゴリとこすりつけて一触即発。ゴングが鳴る前に、ガウンを着たままのワトが、藤田の顔面に蹴りをぶち込み続ける形で試合が始まった。
互いに張り手の応酬で顔面を赤くさせると、ワトはグローブも外して素手でぶん殴るケンカ状態。場外戦を経てリング上へ戻っても、ワトはマウントパンチからボディースラム2発で先制攻撃を浴びせた。
昨年覇者の藤田も引き下がらない。場外でワトに強烈なボディースラムをお返し。さらに走りこんでのドロップキックをさく裂させる。リング上ではワトがヒザを痛めたとみるや、ぐいぐいと締め上げていたぶるなど応戦した。
両者一歩も譲らない激しい攻防を繰り広げる中、最後に力を振り絞ったのはワトだった。終盤、藤田におきて破りのレシエンテメンテをくらうが、3カウントは許さず。藤田のThrill Rideを回避すると、相手を一回転させる強烈なラリアートを叩きこむ。さらに本家レシエンテメンテをさく裂させ、最後は通天閣ジャーマンホールドでとどめを刺した。
ワトはリング上で「藤田、やり返された気持ちはどうだ。あとで教えてくれよ」とニヤリ。「大阪の皆さん、ここで勝ててうれしく思います。熱い熱い声援ありがとうごさいます。誰がどう言おうと俺が信じた道を全力で駆け抜けていきます。歩んだ足跡に道ができるんです。その先にいる、自称・神の男にたどりついて栄光をつかみたいと思います。そして、その前に、この勢いでもう一トBOSI優勝します。ではみなさん、ほなまた!」と2度目の優勝を高らかに宣言した。












