東京プロレス娘のスイーツトーク】皆さまは電流爆破マッチをご存じですか? 大仁田厚さんの代名詞である、爆発するバットのあの過激なプロレスです。私は2016年7月にプロレスデビューするまでは、電流爆破マッチどころか大仁田厚さんすら存じ上げませんでした。そんな私が昨年5月の函館大会でミス・モンゴル選手に電流爆破バットで殴られて、救急車で搬送されました。

 プロレスの世界に足を踏み入れる前は「アイドル」と呼ばれるお仕事をさせていただいていました。この時の活動はフジテレビの「ザ・ノンフィクション」で放送されてとても反響がありました。その後、知り合いに声をかけていただいてプロレスラーの道を選んだのですが、プロレスのルールも知らない、見たこともない、そんな普通の女の子がプロレスを始めることになるんですから、家族や友達は大騒ぎでした。

 でも、プロレスとアイドルってすごく似ているんですよね。というよりも、ほとんど同じ。ステージ(リング)の上で命を燃やす女の子がいて、お客さまがその子に元気をもらって一生懸命応援して、女の子がその応援に応えようとして、どこかに忘れてきた青春を一緒に共有して同じ階段を上っていける。

 私は何の違和感もなくアイドルからプロレスラーになりました。むしろこうなるためにこれまで生きてきたのではないかなと思えるくらいに。実はこの4か月間、ケガで欠場していたのですが、いよいよ21日の後楽園ホール大会で復帰します。

 これを皮切りにもっとこの世界の魅力を広めて、日本を豊かにしていきたいと思っています。

 プレーヤーも観客も、自分が人生の中で諦めてきたものを、限りなくリアルなバーチャルで拾っていけるエンタメの最高峰がプロレスです。中野たむでした。それじゃ、またね!