米国・WWEのレジェンドレスラー、ジョン・シナ(48)の引退試合を、ドナルド・トランプ米大統領(79)が見に来るかもしれないと話題になっている。

 シナのファイナルマッチは、12月13日(日本時間14日)の「サタデーナイツ・メインイベント」で開催される。対戦相手は16人参加のトーナメントで決められ、〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔の出場も決定。10日(同11日)のロウで行われる1回戦でシェイマスと激突することになった。

 そうした中、ホワイトハウスのあるワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナが会場になったことから、トランプ大統領来場の可能性が取りざたされている。米ニュースメディア「TMZ」のユーチューブ番組「インサイド・ザ・リング」に出演した元WWEスター選手のタイラスが注目発言。トランプ氏来場について問われると「大統領だって? 1000%行くよ。行くって言ったら行くよ。ワシントンDCで行われるし、それは間違いないね」と言い切ったのだ。

 タイラスはWWEを退団した後、TNA、NWAなどのリングに上がる傍ら、2016年から「FOXニュース」にコメンテーターとして出演。著述家、コメディアンとマルチな活動を続けてきた。一方で共和党とトランプ氏支持者としても知られ、同氏と共演したこともある。それだけに注目が集まったのだ。

 トランプ氏とWWEはかねて密接な関係にあり、同氏は1980年代からWWEの番組に登場していた。07年の「レッスルマニア23」では、当時のビンス・マクマホン会長と乱闘を展開し、〝ストーンコールド〟スティーブ・オースチンから必殺技スタナーを浴びるなど、レスラーさながらの活躍も。また、ビンス氏の妻リンダ・マクマホン氏は第1次トランプ政権では中小企業長官、現在の第2次政権では教育長官を務めている。

 今年8月にはWWEでCCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルH(ポール・レベック氏)がホワイトハウスを訪れ、トランプ氏の会見に同席し、世界中のプロレスファンを驚かせた。こうしたことから「トランプ氏とWWEの長年の関係、そしてマクマホン家との深い絆を考えると、トランプ氏の登場は異例ではないが、タイラスの発言はプロレス界と政界の両方に衝撃を与えた」(「ザ・タイムズ・オブ・インディア」)と伝えるメディアもあるほどだ。

 果たしてトランプ氏はシナ最後の雄姿を見届けるのか? なおタイラスは、シナの引退試合の相手を務めるのは、現在ハリウッドで活躍するバティスタ、引退したトリプルH、現AEWのアダム・コープランドことエッジ、今年9月に惨敗したブロック・レスナーの4人が候補と予想している。