スターダム26日の横浜アリーナ大会で、ワールド王者の上谷沙弥(29)が玖麗さやか(25)とのV10戦に敗れ、王座陥落した。

 極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の上谷は、玖麗が所属しているユニット「コズミック・エンジェルズ(CA)」の解散をかけることを条件に、挑戦を受諾。27分5秒の大熱戦となったが、最後は玖麗のファイヤーバードスプラッシュでマットに沈んだ。

 試合後のリング上で、上谷は「沙弥様のその赤いベルト、少しの間だけお前に貸しといてやるから。大切にしとけよ。私がすぐ奪いに返しに行ってやるよ」と玖麗をにらみつけた。その後、上谷は悔しさを抑えきれず、人目をはばからず号泣して退場した。

敗れたショックで起き上がれなかった上谷沙弥(右)
敗れたショックで起き上がれなかった上谷沙弥(右)

 バックステージでも「私の赤いベルト。赤いベルトとまだまだやりたいことがいっぱいあったのに。今は言葉になりません」と無念の表情。「でも、私は絶対にここでは終わらないので、それだけは言っておきます」と雪辱を誓った。

 上谷は2024年12月の両国大会で当時の王者・中野たむを破り、団体最高峰ベルトを初戴冠。そして昨年4月に横アリで行われた中野との「敗者引退マッチ」でV2に成功すると、地上波のバラエティーにも出演するなどメディアに引っ張りだこに。昨年の「プロレス大賞」では女子レスラー史上初のMVPに輝いた。

 リング内外で大きな活躍を見せてきたが、無念の王座陥落となった。