新日本プロレスとDDTによる「一面対抗戦パート2」が8日に後楽園ホールで行われ、ノアの拳王(41)がまさかの放置プレーに怒りを爆発させた。

 この日の大会では矢野通(新日本)率いる矢野軍とスーパー・ササダンゴ・マシン(DDT)率いるササダンゴ軍による「5対5勝ち抜き戦」が行われた。とにかく書けば長くなるのだが、紆余曲折の末にクライマックスでは矢野とDDT・高木三四郎の総大将対決が「ウエポンランブル」で行われた。

 両者ともに5つの公認凶器が投入できる同戦で、高木は4つ目の凶器として米国・AEWのインターナショナル王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)を呼び寄せる。ところが矢野の5つ目の凶器も竹下という、まさかの〝凶器かぶり〟になってしまった。

 竹下はAEW・新日本・DDTの3団体所属のため、ここでの優先度は契約に関わる非情にセンシティブな話題だ。試合は一時中断され、新日本・棚橋弘至社長も登場したが、議論は平行線のまま試合もなし崩し的に終わってしまった。

 対抗戦はその後2試合を挟んで大団円となったのだが…ササダンゴはウエポンランブルで使用されないまま残っていたDDTサイドの「5つ目の凶器」の存在に気付く。そして「5番目のウエポンさま」と書かれた控室のドアを開けると、何とそこで待機していたのは拳王だった。まさかの出番なしに終わった拳王が怒りを爆発させるという〝オチ〟で対抗戦は幕を閉じた。

 拳王と言えばつい先日に新日本とノアについて「一生交わらない方が良いと思います」と〝断交〟を要望していたのだが…。舌の根も乾かぬうちに一面対抗戦で交わろうとしていたとはまさに「ミスターめんどくさい」の面目躍如といったところだ。