新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」21日仙台大会のAブロック公式戦で、IWGPヘビー級王者の辻陽太(32)がSANADA(38)に2敗目を喫した。

ド派手なゴールドの衣装で入場したSANADA
ド派手なゴールドの衣装で入場したSANADA

 SANADAの怒とうの猛攻に苦しめられた。Skull Endからのラウンディングボディプレスをカウント2で返した辻は、デッドフォールを側転で回避。オコーナーブリッジにも行かせずに、何とか耐える展開が続く。

 逆転を狙ったジーンブラスターを捕らえられてデッドフォールを浴びると、後頭部へのシャイニングウィザードまで決められまたも劣勢に。正面らの閃光魔術弾を間一髪でかわして逆エビ固めに捉え、何とか反撃に転じていく。抱え込んでの変型ドライバーでマットに突き刺し、技の読み合いからついにジーンブラスターをさく裂させた。

 ところがこれはカウント2で返されてしまう。ならばとファイヤーブラスターを狙った辻は、これを防がれドラゴンスリーパーで捕獲される。切り返し合戦からのシルバーライニングを防がれると、ここまで正攻法を貫いてきたSANADAの意表を突く急所攻撃でもん絶。そのままデッドフォールで沈められてしまった。

 後藤洋央紀との前戦(18日、札幌)に続き歴代IWGP世界王者に連敗となった辻は「大切なものを捨ててまでも勝つ…大事なものを守るためなら。それが今日のSANADAだった」とつぶやき控室へ。1勝2敗と黒星先行となった王者は、ここから逆襲に転じることができるのか――。