ドラゴンゲート20日のオープン・ザ・ドリームゲート選手権はKzy(40)が菊田円(26)に勝利し、第43代王者に輝いた。
キャリア20年目にして初の悲願達成だ。Kzyはエル・シエロとの挑戦者決定戦(2日、後楽園)を制し、最高峰王座への切符を獲得。今回が実にキャリア8度目の挑戦となった。
試合は互いに一歩も譲らぬ意地の張り合いとなった。一進一退の攻防が動いたのは20分過ぎ。変型ドライバー、ラリアート、尻爆弾を連続でくらったKzyは、ついにはローリングエルボーを決められるもキックアウト。丸め込みで粘るが再びローリングラリアートを決められ、勝負あったかに思われた。
しかし、Kzyは執念で肩を上げ、3カウントは許さない。変型ドライバーを狙う菊田に、担がれながらの三角絞めで逆転に成功する。グロッギー状態となったところを背後からエルボーを叩き込み、最後はランニングエルボースマッシュ2連発をさく裂させて3カウント。栄冠を手にした。
試合後、マイクを握ったKzyは喜びを爆発。その上で「こいつを目指して歩んできました。いろいろありました。心打ち砕かれるようなことも、クソみたいなこともありました。(横須賀)ススムさん、堀口(元気)さん、あんたたちが担いでくれたみこしの男は今ドリームゲートを取ったぞ。ここからはじまったナチュラルバイブスは、今もこうやって生き続けてるぞ」と、ユニットをともに立ち上げた先輩に感謝。「こんな俺でも主役になることができるんだ。次はお前らかもしれないぞ」とリング上に集った、ナチュラルバイブスの後輩たちを見やった。
さらにKzyは「俺はチャレンジャーなチャンピオンでいようと思います」と、初防衛戦の相手に同王座6度の戴冠歴があるYAMATOを指名。リングに上がったYAMATOも「防衛回数0回で終わっちゃっていいのか。楽しみだね。20年の答え合わせは終わってるけど再テストだよ。やってやろうじゃないの」と受けて立っていた。













