新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」25日大田区大会のAブロック公式戦で、Yuto―Ice(29)が大岩陵平(27)から2勝目を挙げた。

 IWGPタッグ戦線で抗争を繰り広げてきた大岩と激突したIceは、痛めている首に攻撃を集中され苦戦を強いられた。互いの感情を爆発させてのエルボー合戦でも首をおさえてうずくまってしまい、打撃の応酬からヘッドバットを叩き込まれる。さらに首筋へのエルボー連打から変型キャメルクラッチに捕獲され窮地の連続だ。

 さらに首に巻いていたテーピングを外されると、天山スープレックス、ショートレンジラリアートで攻め立てられる。THE GRIP(ローリングラリアート)をAmbition(正拳突き)で迎撃しても、Cruella(低空のシングルドロップキック)は不発に終わり、右のTHE GRIPを浴びてしまった。

 それでもIceはタックルにカウンターのヒザを合わせて反撃。串刺し式THE GRIPで大ダメージを負いながらも、正調のTHE GRIPをカウンターのハイキックを迎撃すると、一気にCruellaを叩き込み3カウントを奪った。

 バックステージでは大岩に「お互いよ、大っ嫌い同士か? これからもっとお互いに対する憎悪とかを高めていこうぜ。その方がカネになるしよ、俺は強くなれると思うんだ」とメッセージ。「俺が火元なんだよ。俺に絡めばカネになるんだ。文句は言わせねえぞ」と勝ち誇った。

 次戦(29日、大阪)では「Uunbound Co.」の同門でIWGPヘビー級王者の辻陽太と激突する。「お前のことは大好きやしよ、一緒にキャバクラとかも行く仲やけどよ…どう来るんだ? 俺はIceだ。俺自身は光り輝くことはできない。対戦相手の一番カネになるところを引き出して、そいつの光の反射でそいつよりも光り輝く。辻の光、利用させてもらうわ」と、唐突なキャバクラ通いの告白から宣戦布告を繰り出していた。