新日本プロレス10日の後楽園大会で、IWGPヘビー級王者の辻陽太(33)が次期挑戦者・後藤洋央紀(47)との前哨戦を制した。

 辻は27日神戸大会で後藤とのV1戦を控えている。この日は鷹木信悟とのコンビで、後藤&YOSHI―HASHIの「毘沙門」と激突した。

 後藤に対しフェースクラッシャーからのカーブストンプを決めた辻は、マーロウクラッシュを回避されると裏GTRを浴びる。ならばとジャンピングニーを放てば後藤もラリアートと、一歩も譲らない戦いとなった。

 さらに終盤には後藤にトぺ・スイシーダを発射。孤立したYOSHI―HASHIに鷹木信悟との合体技パンピングブラスターをさく裂させて試合の主導権を握った。救出に訪れた後藤とのエルボー合戦から、後藤が映画「ストリートファイター/ザ・ムービー」(10月16日、世界同時公開)で演じたエドモンド本田ばりの手刀を浴びてしまったものの、最後は鷹木がMADE IN JAPANで粘るYOSHI―HASHIを振り切った。

 名タッグの誉れ高い毘沙門からの勝利で神戸決戦に弾み。しかし辻は「あの最後のチョップはなんだ? エドモンドか? 本物は違うな。文字通り頭の中でヒヨコがピヨピヨだ」とストリートファイターのゲームモーションになぞらえて威力を認め、警戒心を強めていた。